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読んでいない絵本は、「寄付する」と思うと手放せました!

先日、学童放課後児童クラブの片づけをお手伝いしました。

 

プレハブ教室の中に、春休み中の子どもたち数十人が過ごしていました。

学童児童クラブは、学校が終わると家に帰らずに立ち寄る場所です。

家と学校のちょうど中間の位置なので、学習したり、遊んだりする物がたくさん置いてあります。

 

そこで、指導員の先生と子どもが使うスペースをゾーニングしてみました。

※ゾーニングとは・・・空間を目的別に使いやすく分けることをいいます。

 

●おもちゃゾーン

●読書ゾーン

●工作・材料ゾーン

 

の3つに分けました。

 

それぞれの物の量と室内のバランスを考えた時に、本が非常に多かったです。

これは、ほんの一部分です。

 本の数をかぞえていただくと、なんとその数、

 

「1020冊!」

 

指導員の方は、

 「そんなにあったの~!」と驚いておられました。

 

早速、本の整理を始めました。

まずは、あまり読んでいないだろうと思われる高い位置に並べてあった本を全て出しました。

 

本を整理する時の判断基準として、

子どもたちが、

 

「読んでいる」か「読んでいない」

 

かに分けていただきました。

 

大人だけでなく、子どもの意見も聞かないと実態がわからないので、助っ人を要請しました。

 

6年生の女子、Aちゃん(写真右)です^^

 

指導員の先生は、

「これは、子どもに読み聞かせたいわ~」

「あー、ひなまつりの本、ここにあったのねー」

「古いけど名作だから置いておきたい!」 

などと、なかなか整理が進みません(-_-;)

 

指導員の先生にとっては、

「学童児童クラブの絵本は、私物じゃないので勝手に判断してもいいのだろうか?」

という思いがありました。

 

そこで、手放す方法として子どもたちに読み聞かせをした後に

●保護者会でゆずる

●指導員が持ち帰る

●寄付する

 という分け方はいかがでしょう?と提案しました。

 

「それなら、捨てるわけじゃないから分けられそう!」と、頑張って分けてくださいました。

 

そして、

 

「他の方に読んでもらえるように、寄付できるのなら手放します!」

 

と決めた量がこちらです。

私の車のトランクいっぱいになりました!

お預かりした大切な絵本は、別の場所で活かしていただくようにします。

今月中に、近くの児童養護施設に寄付をする予定です。

 

また、ご報告しますね♪

 

あなたも、お家にしばらく読んでいない本はありませんか?

いきなり「捨てる」は難しいなあと感じたら、

「ゆずる」「寄付する」「売る」などの方法で手放す、と考えてみてはいかがですか?